バイオハザード ~ 有害な生物による災害 ~

- マリヤ・クリニック・ニュース 2021.9(No.317)より -

どうしたら良いでしょう、と質問されることが多くなりました。私は自分の子に対して、勉強しなさいと言ったことはありません。その代わり多くの情報を教え、経験を積ませ、海外にもなるべく連れて行きました。自分の人生を決めるのは自分自身です。勉強したくなければしなければいいし、部屋を片づけないのも自由、何をするか自分で決めることを身に付けることは大事です。皆、個性的な人生を歩んでいます。

私自身は新型コロナウイルスやワクチンについても十分情報は流し検討しています。なかなか怖い情報が多いのですが、政治家やマスコミ、医師の方々は、きちんと情報を把握し、それを吟味して発言や行動をしているのか、疑問を持つことが多いです。

ファイザー社のワクチンは、この8月23日にアメリカ食品医薬品局で16歳以上を対象に正式承認されました。これまでは緊急使用許可というもので、12歳~15歳は今後も緊急使用許可です。政治家や医師たちはこのように正式承認されていないものの接種を迫り、罰則さえ与えようとしてきたのです。

遺伝子工学は科学の最先端を担う花形です。DNAを分離して操作し、細胞もしくは生物に再導入して、そのDNAを増殖させるのですが、自然界では起こるものではないので、その影響については広大で確認は不可能といわれます。遺伝子組み換え作物は、除草剤耐性、殺虫剤耐性、貯蔵性増大、など生産者にとって多くのメリットがあるので世界中で作付けされています。日本では基本的に許可されていませんが、輸入穀類の半分以上は遺伝子組み換え作物です。安全性について懸念されていますが、短期間で新しい品種の開発がされており、アメリカではその表示義務もありません。ヨーロッパやオーストラリア・ニュージーランドでは義務付けられており、カナダもそうなりました。近年多発する食物アレルギーの原因ともされ、環境への影響と戻ることができない不安も大きいのですが、経済的・生産的効果が優先されています。

バイオハザードとは有害な生物による災害のことですが、過去にはウイルスや細菌による被害がありました。最近は遺伝子操作による有害物による災害の可能性が指摘され、映画『バイオハザード』もその恐怖を伝えています。新型コロナウイルスやワクチンもバイオハザードであると指摘する人もおります。国内で生産される不活化ワクチンが待ち望まれます。困難な時代を生きるために決断がいつも必要です。

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